電気・防災器具専門メーカー ルモマコンセント ルモマchubu
Q&A
Q1 なぜ、地震時に電気を遮断する必要があるのですか?
Q2 電気による火災?どの様にして火事になるかがわかりません具体的に説明してください。
Q3 ルモマコンセントの構造は?
Q4 なぜ、ルモマコンセントには震度3・5・6タイプの3種類があるのですか?
Q5 どうして震度3・5タイプで漏電ブレーカーの遮断をしないのですか?
Q6 家(建物)のコンセントの数を数えたら30箇所(戸建4LDK)ありました。すべてを取り替える訳ですか?
Q7 3個〜9個と言う事ですが、震度6・5・3を各何個づつ付けるのですか?また具体的な場所も教えてください。
Q8 私の家には、寝たきりの老人が居ます。介護ベット、医療機器があり、そこの電気(器具)は止めたくありませんが…。(当事務所には、コンピューターのサーバーがあり、簡単に止まると困るのですが…)
Q9 震度3・5・6での動作ってなってますが、アバウトですよね?
Q10 電気火災の原因の中に「トラッキング火災」ってありますが、どの様なものなのですか?
Q11 ルモマコンセントはトラッキングに対応していますか?
Q12 すべての電気災害から住宅を守る為には?(住宅メーカー、住宅リホーム系の提案)
Q13 住まいがマンションですが、自分宅だけしても意味がないのでは?(隣接からの延焼)
Q14 コンセントとしては高価に思うのですが…
Q15 一般コンセントは20A(アンペア)なのに、なぜルモマコンセントは15A定格ですか?
Q16 取替えは素人でもできますか?
Q17 地震災害の2次火災(再送電火災・通電火災等)も防げると聞いたのですが…?
Q18 実際の処、電力会社は「再送電」をするんでしょうか?火事になったら困ります。
Q19 「ルモマタップ」ってなんですか?
Q20 「ルモマコンセント」のリセット方法が、わかりにくい様に思いますが?
Q21 「ひかるとまもる」を単一乾電池4本タイプの懐中電灯に使用したいのですが、可能ですか?
Question.1
なぜ、地震時に電気を遮断する必要があるのですか?
Answer.1
 阪神大震災の時に、火災が発生しました。その出火原因を調べた結果、実際の火(ガステーブル等)から火事になったものは約6%、電気による火事(ガス等に着火等含む)はなんと約60%(朝日新聞より)。それ以来、電力会社、消防庁、各自治体の防災ブックには、グラっときたら「電気機器のプラグを抜く、ブレーカーを切って避難」と言うアナウンスがされる様になりました。実際その様な事が可能でしょうか?
 思い浮かべて頂ければわかると思いますが、避難するのに精一杯で、冷蔵庫・TV等のコンセント、高い所にある分電盤のブレーカーを切りに行くことは(ブレーカーを切りに家中に戻る行為、家内に長居する事じたいが危険)…無理と思われます。その様な事から 電気を自動遮断する「ルモマコンセント」が生まれました。
Question.2
電気による火災?どの様にして火事になるかがわかりません具体的に説明してください。
Answer.2
 例えば、台所にあるレンジ、トースターが床に落ちたとします。この時タイミングよく器具の電源プラグが抜けてくれればいいのですが、プラグが挿さった状態で落下しますと機器本体から出火する事があります。スイッチがOFF状態でも機器の中には電気は、通っています。また、その時電気コードが機器の重みで切れたりすると、その時火花が出ます。この様にどんな電化製品でも、出火原因となるのです。また、延長コード(テーブルタップ)のプラスチック(差込口)の上に重量物が倒れての破損発火、コード部分にも同じく圧迫、切断による発熱、発火もあります。
 本当にタイミングよくプラグが抜けてくれれば、電気機器の破損で、済むのですが…。
Question.3
ルモマコンセントの構造は?
Answer.3
 感震センサー部と、遮断部から成り立ってます。
 感震(地震)センサーですが、機械式(アナログ)を採用しています。機械式と言うのも理由があります。通常の考えですとコンセントですから、電気は常にある訳です。ですので電気を使ったセンサー(デジタル)を使用した方が大きさ、コスト的にも割安感があります。が、地震時コンセントに電気が来てない事(停電)も想定しなければなりません。ですので、電気を使用せず、「振り子」式を利用したシンプルな方式を採用しております。また機械式(振り子式)としては始めて360度どの方向からの揺れにも対応しております(特許)。また、本体からの出火防止の為、熱に強い「ユリア樹脂」(材料)を採用しております。
 遮断部は、通電中に電気を遮断する時に出るスパーク(火花)も出さない構造になっております。
 尚、動作いたしましてもリセット(復旧)が容易に可能です。
Question.4
なぜ、ルモマコンセントには震度3・5・6のタイプがあるのですか?
Answer.4
 震度3前後・5前後(建物、地盤強度等により選択)はコンセントの出口での遮断(プラグを抜く事と同等)、震度6前後においてはメインブレーカー(漏電)の遮断(ブレーカーを切って避難と同等・・・屋内のすべての電気が止まります)としました。
 震度3前後・5前後においては建物の崩壊がまず無いと考え、震度6前後においては、建物の崩壊もありえると言う事です。
 この様なことから、感震機能付きタイプは3種類の地震強度に対応したスタイルになっております。
 補足説明になりますが、3機能タイプ47G(感震機能+トラッキング・過電流防止+漏電ブレーカー遮断)、2機能タイプ33G・35G(感震機能+トラッキング・過電流防止)、1機能タイプ15G・13G・20G(感震機能のみ、又はトラッキング・過電流防止)と3分別あります。
 ※震度6前後の漏電ブレーカー遮断の方法は、アース側に電気を流し漏電させ(擬似漏電)、分電盤にある漏電ブレーカーを動作(遮断)させます。
Question.5
どうして震度3・5タイプで漏電ブレーカーの遮断をしないのですか?
Answer.5
 Answer.4の答えとダブリますが、震度3前後・5前後では建物の崩壊はまずないと考えます。しかし建物の中では色んな物が散乱する事が考えられます。その時、仮に漏電ブレーカーを遮断すると…、例として照明がつかなくなり(電気で動作するものすべてが停止)、散乱(ガラスの破片等)している所を、裸足等で歩かなくてはなくなります。また、セコム等の防犯のシステム、介護機器等も止めない様にする為です。
 分電盤にある漏電ブレーカーを遮断すると言う事は、その建物の中のすべての電化器具が止まる(つかない)ということです。以上の様な事から震度3前後・5前後ではすべての電気を止めるのは危険と考えます。
Question.6
家(建物)のコンセントの数を数えたら30箇所(戸建4LDK)ありました。すべてを取り替える訳ですか?
Answer.6
 既設住宅でいらっしゃいますので、「安心レベルU」で説明します。
 まず、47Gを1個つけます。後は、常時コンセントプラグが刺さっている場所(冷蔵庫、居間のテレビのコンセント等)を震度5前後で働く35Gを付けます。もし、冷蔵庫の転倒、テレビの落下が考えにくいのであれば、感震機能なしで、過電流・トラッキングのみ対応する20Gを要所に付ければOKです。
 熱帯魚を飼っていらっしゃいませんか?
 水槽の中の水は、地震の揺れ方によって震度3レベルでも水槽外にこぼれてしまいます。水槽付近には、ほとんどのご家庭がタコ足配線になっており、こぼれた水がかかると大変危険な事になります。又、温水ヒーターによる火災が発生する可能性があります。ですから、水槽用の電気を使用しているコンセントは震度3前後で働く33Gをお勧めしております。
 それから、普段使ってないコンセント(プラグがささって無い)は、取替える必要がありません。例えば廊下等、調べて見ると案外と多いものです。以上のことからすべてと言うことではなく、3個〜9個ではないでしょうか?(調べさせて頂かないと解かりません)
 私どもの、販売店にご相談ください。
Question.7
3個〜9個と言う事ですが、震度6・5・3を各何個づつ付けるのですか?また具体的な場所も教えてください。
Answer.7
 震度6前後タイプ(漏電ブレーカー遮断)は1個です。具体的場所は、アース端子のあるコンセントですので、電子レンジ用又は、トイレのシャワー便座用又は、洗濯機用のコンセントと言う事になりますが、洗濯機のコンセントは、洗濯機の脱水時の振動で誤動作する事も考えられる為、電子レンジ用又は便座用のコンセントを推奨します。また、最適な場所がない場合、分電盤に横に取り付ける事(別途工事)も実際例ではあります(コンセント差込機能は使用せず、遮断器として)。後の2個〜9個は震度5前後又は3前後の感震機能タイプ、又はトラッキング・過電流のみを検知するタイプ(20G)と言うことになります。震度5前後・3前後タイプの選び方は、その建物構造(耐震、免震)、そこの土地の地盤強度、お住まいの方の生活様式を考慮し、最終的にはルモマコンセントを付ける壁面の素材等も考えなければいけません。
Question.8
私の家には、寝たきりの老人が居ます。介護ベット、医療機器があり、そこの電気(器具)は止めたくありませんが…。(当事務所には、コンピューターのサーバーがあり、簡単に止まると困るのですが…)
Answer.8
 大丈夫です。止めたくないコンセントを20Gにしてください。但し、その機器以外のものプラグは挿さないようにしてください。もし御自宅のコンセント配線が、送り配線方式でされている場合は、非連動送りで取り付けすれば大丈夫です。(個々の住宅によってコンセント配線方法が異なりますので、当社販売店にご相談ください。配線例:PDF図参照)
 ルモマコンセント全機種には遮断連動送りと非連動送りがありますので、個々のコンセントの制御が可能です。
 但し、Answer.4で答えている様に震度6弱が来ますと、漏電ブレーカーが動作し、大事な機器(介護ベッド、医療機器、PCサーバー等)も電気が遮断され止まってしまいます。しかし、この場合は、建物の崩壊も考えられますので、電気が切れた事による事故より、地震そのものの被害による事故の方が大きいと思われます。
Question.9
震度3・5・6での動作ってなってますが、アバウトですよね?
Answer.9
 確かにアバウトです。これは一般的な表示方法です。「気象庁震度階級表」によりますと、「屋内にいるほとんどの人が揺れを感じる。恐怖感を覚える人もいる」と言うのが震度3です。ですから、地震が発生すると「先ほどの地震はマグニチュード○○です」というニュースが流れ地震強度を言っております。
 ルモマコンセントはgal(ガル・・・地震加速度)で設計されています。(「気象庁震度階級表」参考)
  13G33G…8Gal〜50Gal(震度3〜4)
  15G35G…60Gal〜250Gal(震度4〜6弱)
  17G47G…240Gal〜600Gal(震度6弱〜7)
   と言う様に「気象庁震度階級表」を参考に設計されています。
Question.10
電気火災の原因の中に「トラッキング火災」ってありますが、どの様なものなのですか?
Answer.10
 長期間プラグを接続していますと、電気プラグと電気コンセントとのすき間に埃(ほこり)が積もり、その埃に湿気が加わると放電がおこり、発熱が発生し可燃物が発火し、火災となります(この場合、電気機器のON、OFFに関係なくおこります)。
 また、コンセントの受け側の鉄板がゆるくなり、電気抵抗が大きくなり発熱して発火し火災となる事もあります(この場合、電気機器使用時に起こります)。
 実例としてペットブームですが、ペットの毛がプラグの隙間に溜り、そこにペットがおしっこを掛けて、火災になった例もあります。
Question.11
ルモマコンセントはトラッキングに対応していますか?
Answer.11
 33G・35G・47Gは対応しております。また、感震センサー無しのトラッキング・過電流検知専用コンセントの20Gもあります。
 動作は、受け側の鉄板が約70℃〜80℃に発熱すると、内蔵されているバイメタル(温度による膨張係数の異なる2種類の薄い金属板を重ねて貼りあわせたもので、膨張のトルクを利用)が反応して、地震時と同様に遮断する様になっております。また、過電流防止機能もあり、15A(1500W)を超えると遮断します。
 13G・15G・17Gに付いては対応しておりませんが、当社発売中の「安全タップ」AT-1を併用してご使用下さい。
 ※勘違いなさらないでください!トラッキング対応しているのは、33G・35G・47G・20Gの各コンセントの出口のみです。
 送られた側のコンセント、また延長コード等の先端の差込口にはトラッキング防止機能は対応しません。
Question.12
すべての電気災害から住宅を守る為には?(住宅メーカー、住宅リホーム系の提案)
Answer.12
 47Gを1個、35G又は33Gを必要個数、各感震センサー付コンセントから、後(送り)のコンセント(感震センサー以外のすべて)に20Gを使用。と、する事ですべての電気災害から守れる住宅が出来上がります。
 昨今、各住宅メーカーから耐震、免震住宅が発売されておりますが、実際には電気災害の事が全く考えられていません。いくら、地震で建物が倒れなくても、家の中から火災が起ってしまっては何も意味がありません!
 当社の、ルモマコンセントを上記の様に設置する事により、完全系の安心住宅が出来上がります(ルモマタップシリーズも併せてご使用ください…安心レベルX)。
Question.13
住まいがマンションですが、自分宅だけしても意味がないのでは?(隣接からの延焼)
Answer.13
 そうではありません。もしお隣から出火しても、自宅からの出火がありえませんので自宅滞在時、非難時間を稼ぐことができます。また不在時にも、自宅からの出火を心配しなくてすみます。
 阪神大震災時も、マンションに於いて隣家より出火、そこの住人が不在でどうする事も出来ず…という事も実際例もあります。
 あなた様からまず取り付けして頂き、お隣ご近所にお話して下さい。ご近所で取り組んで頂ければ、そこの場所一帯(マンション)だけですが安心地域ができます。小さな安心地域を徐々に広げて行く事で、安心な町作りが出来ていくと考えます。
 取り付けして頂いたから絶対と言う事は申し上げれませんが、間違いなく地域防災に繋がり、大きくは「減災」に繋がると思います。
Question.14
コンセントとしては高価に思うのですが…
Answer.14
 コンセントをイメージすると確かにそうですね。(一般的に市販されてる物は¥2,000円以下で買えます)
 ルモマコンセントは一種の「電気遮断器」です。遮断器としては安価だと思っております。
Question.15
一般コンセントは20A(アンペア)なのに、なぜルモマコンセントは15A定格ですか?
Answer.15
お客様の勘違いだと思います。ブレーカーが20Aなので、そこからの勘違いでしょうか?平行型の一般コンセントは125V・15Aで、ルモマコンセントも同様です。
Question.16
取替えは素人でもできますか?
Answer.16
出来ません。電気工事士の免許が必要です。
Question.17
地震災害の2次火災(再送電火災・通電火災等)も防げると聞いたのですが…?
Answer.17
 そうです。大きな地震が来ますと、電力会社が送電を停止します。そして、再送電されます。その時にルモマコンセントを設置されいてる建物に電気がきても、ブレーカーが遮断していますから、建物の中の電化製品、屋内配線がどの様な状態にあろうと、電気火災が起こらないと言う事です。
 実際例をご紹介します…。阪神大震災の時、電力会社は送電を止めました。が、震災の当日の夜、火災が起こってない地域に送電をしました。直後、火災いろんな場所で発生しました。
 電力会社側は「真っ暗な部屋で冷静な判断、パニックが起こる。散乱した物によるケガ・・・停電から一刻も早く回復させる事が重要」。また、神戸消防庁は「地震直後に電気を回復させなければ出火も減る」と全く反するコメントを出してます。以上のことから「ブレーカーを切って避難」というアナウンスがでる様になった訳です。
Question.18
実際の処、電力会社は「再送電」をするんでしょうか?火事になったら困ります。
Answer.18
 解りません。実際例では中越地震の時、電力会社は阪神大震災の教訓を生かし「再送電」をしませんでした。
 被害住宅(建物)の件数が2,300軒弱でしたので、1軒づつ点検をしてから「再送電」したようです。普及に要した時間も数日と言う事です。災害にあった方々には申し訳ないですが、地方都市という事もあって火災、2次火災も防げ、電気も早期に普及した様に思います。これが大都市の何百万世帯…と言う事になれば、どれだけの大火になるか、また電気を普及させるのにどれだけの時間が掛かるか検討もつきません。当社のルモマコンセントを日本全国の建物に設置して頂く事を望みます。
Question.19
「ルモマタップ」ってなんですか?
Answer.19
 トラッキング火災・過電流火災を防ぐ、タップ&テーブルタップのことです。
 AT-1「安全タップ」は、差込側(オス)、差込口(メス)両方でトラッキング・過電流を検知します。ですから、一般のコンセントに使用する場合は必ず必要となります。トラッキング検知には、バイメタル(70℃〜80℃で反応)を使用しており、手動リセットにより何度でも使用可能な商品です。
  ※リセット方法についてはこちらをご参照ください。
 HM-1「光るムービー」は、差込口(メス)のみトラッキング・過電流を検知します。ですので、使用方法としては、AT-1「安全タップ」又は33G・35G・47G・20G(トラッキング、過電流対応)のルモマコンセントにご使用下さい。尚、こちらは、温度ヒューズで対応している為、一度トラッキング、過電流を検知したものは、廃棄となります。
 TE-1「テーブルタップ」もHM-1「光るムービー」と同じく差込口(メス)のみトラッキング・過電流を検知します。使用方法としては、AT-1「安全タップ」又は33G・35G・47G・20G(トラッキング、過電流対応)のルモマコンセントにご使用下さい。尚、こちらも、温度ヒューズで対応している為、一度トラッキング、過電流を検知したものは、廃棄となります。
Question.20
「ルモマコンセント」のリセット方法が、わかりにくい様に思いますが?
Answer.20
 操作じたいは簡単と思います。
 2(ツー)アクションでのリセット(復旧)となっております。
 開発段階では1(ワン)プッシュでしたが、もし、1プッシュですと、リセットボタンに何かが倒れかけてリセット(復旧)してしまう恐れもあるという事で、あえて2(ツー)アクションにしました。
 また、テストレバー、リセットレバー・ボタンの出シロも、計算された出シロになっています。(誤動作防止)
Question.21
「ひかるとまもる」を単一乾電池4本タイプの懐中電灯に使用したいのですが、可能ですか?
Answer.21
 残念ながら、不可能です。単一乾電池2本タイプ専用となっております。詳しくは、商品説明ページの動画をご覧ください。
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